軽躁を制する者が双極性障害2型を制する!!

2016年9月に双極性障害2型と診断されました。闘病生活中です。

就労移行支援事業所を選ぶポイント

5つの就労移行支援事業所を見学してきました。

そのうちの1つに決定。

 

自分が選ぶ際、

「就労移行支援事業所を選ぶポイントは何なのか」

が知りたかったので、特徴を一覧にしてみました。

 

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1.特徴

◆おれが行くところの特徴

・Web制作あり!

・行くだけで日当500円もらえる♪

・美容プログラムがあり、女性が多い

・作業で作った作品がバザーなどで売れると工賃がもらえる♪

・近所

・開始までの市役所の手続きに同行してくれる

 

◆見学に行ったところ(4つの事業所が混ざっています)

・昼食が含まれている

・交通費一部支給 (出所日数に応じて変わる)

・交通費10000円まで支給

・開始時間が9時からってのは、辛いけど実践向け

・2か月は就活禁止

・飲み物無料

・利用料金はどこも同じ

 

 

2.自分の通う目的

おれの場合、生活リズム獲得が第一目標。

特定の場所に時間を決めて行く。

それだけで意義があります。

 

 

3.就労移行支援事業所の検索

市役所の職員に教えてもらいました♪

 

WAMNET

http://www.wam.go.jp/shofukupub/search02.jsp 

 

 

【精神障害者と働く】第2回 共に働くことは強みになる 

 

2018/04/05のNHKEテレ

【精神障害者と働く】第回 共に働くことは強みになる

をまとめてみました。

 

 <目次>

 

0.はじめに

◆半数が1年未満に離職している

1年未満に離職した理由

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                 ↓

     職場の工夫次第で、会社全体の強みに繋がっている事例もある。

 

 

1.会社が成長

◆町工場の例

・チェック体制の強化

・一人一人の長所を伸ばす

    ↓

会社全体のミスが低下

 

◆発想の転換

(1)失敗した時に会社の仕組みを見直す

(2)得意なところを伸ばす

 

◆社会の多様化に対して

会社の中の多様性 → 利益につながる

 

 

2.精神障害者の雇用

◆就労支援ネットワーク

本人の得意不得意を考慮して、雇用を紹介

 

◆開かれた会社

→ 強い会社

 

 

3.精神障害者の可能性

A型事業所の例(出版)

・日報(体調、気分の安定、集中力)を記す

→ スタッフと会話をする

 

・地域の中の居場所作りになる

→ 社会とのつながりとなる

 

「人に仕事を合わせる」

・障害は環境によって重くも軽くもなる

・仲間との出会い

  ↓

働き甲斐のある人間らしい仕事

 

◆精神障害者の経済損失は約8兆円

就労することで、8兆円以上の効果

 障害者の働く喜び・充足感

      ↓

 健常者と連帯することで、会社全体へ影響

 

 

<感想>

「精神障害者と働くことで、会社が成長できる」

というメッセージがかなり印象に残りました!!

障害者枠でも、お荷物になるわけではないんですね☆

 

 

【精神障害者と働く】第1回 働き続けるために まとめ

2018/04/04のNHKEテレ

【精神障害者と働く】第1回 働き続けるために

をまとめてみました。

 

 

 

1.現状

法定雇用率の引き上げ(2.0→2.2%)により、売り手市場

 

しかし精神障害者は、約半数が1年未満で離職

 

<原因として考えられること>

・病状安定していない。 病識が弱い

 → つい無理をしてしまう

・外見からわかりにくい

 → トラブルになりやすい

・自己理解が弱い

・相談力がない

 

 

2.当事者にできること

◆就労移行支援事業所

目的:就職先を見つけることだけでなく、働き続けること!!

訓練:実際の仕事を通して行う

 

◆職業準備性ピラミッド

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※精神障害者の場合、健康管理の力、日常生活の力が特に重要!!

SOSのサインを知っているか

・それに対応できるか

 

◆会社以外の居場所が重要

<定着のための4つの力>

・本人の力

・起業の力

・支援者の力

・地域の力

 

 

3.企業にできること

◆環境を整える

・合理的配慮が必要

 → 社員間のやりとりで引き出される

・本人の変化

 → 日報で把握

 

 ◆会社が頼れる外部機関

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<感想>

1番大事なのは、やはり自分の病気、特性を知ることです。

 SOSのサインを知っているか。

対応方法を身につけているか。

日頃から記録を残していきたいです。

【2018年3月】近況

かなり久しぶりのブログになってしまいました。

反省。

無気力な日々を過ごしていました。

 

◆仕事

退職します。

体調不良で通勤できなかったのが原因です。

冬季うつに負けた感じです。

 

◆引っ越し

実家へ引っ越します。

とりあえず療養目的。

ウサギは里親に出してしまいました。

寂しい(T_T)

 

◆今後

(1)そのまま就職活動

(2)就労移行支援事業所

(3)療養

の3パターンですね。

できれば(1)を選択したいところですが、

(2)になるのかな~と思っています。

 

◆引っ越しまでの間

未来の自分へ向けて、知識をプレゼントしたい。

書いて勉強するスタイルで、30分/日以上やれたらいいなと思っています。

 

 時間はあるので、ブログ更新の頻度を高めたいです。

Twitterはやっているので、それをまとめる感じでもいいので。

 

 

そんな感じです。

 

2017年の振り返り

今年の目標です。

 

<2017年の目標(重点的に時間と金を投入すること)>

1.躁鬱コントロールを高める(職場復帰レベル)

・早く気付き、対処する

・ストレス管理スキルを高める

 

2.転職準備(実際には2018に動く)

・情報収集

・基礎勉強の継続

 

3.ブログの継続(月2回以上)

・躁鬱コントロールの認識を促す

・自己表現の機会を広げる

 

 

それぞれ振り返ります。

 

 

1.躁鬱コントロールを高める(職場復帰レベル)

職場復帰はできました!

時短で週3は可能。

週4というタイミングで冬季うつ(-_-;)

ボロボロになりましたが、サインバルタのおかげで持ち直せるかも!?

 

2.転職準備

地道に勉強は続けています。

断続的ですけど。

2018年に転職できるか微妙なところです。

まずは週5で出勤が目標になりそうです。

 

 

3.ブログの継続(月2回以上)

できなかった月もありますが、最低限のところはまあまあやれたと思います(^^)

2018年は週1くらいでできるといいなと思います。

 

 

そんな感じで。

1年ありがとうございました(^^)

来年もよろしくお願いします。

生きているだけで丸もうけ

明石家さんまさんの言葉を書いてみました。

  

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ちょっとマイナス点があると「死にたい」

になりがちな僕ら。

その正反対な言葉ですね(^^)

 

加点方式と減点方式の違いでもあります。

 

◆加点方式

いいことをよく見て、加点していくと楽な生き方になるかもしれません。

楽しい生き方とも言えるかもしれません(^^)

 

 

◆減点方式

逆に悪いことばかり見て、減点していくと辛いですよね。

ネガティブになりがちです。

 

減点方式は「心のフィルター」という認知の歪みでもあります。

誰にでもあるけれど、程度を少なくしていきたい認知の方法です。

 

 

 

今日できたことを良く捉えられる加点方式で生きていきたいものです。

たとえ何もなくても「生きているだけで丸もうけ」です(^^)

 

【近況】2017年12月

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ブログの間隔があいてしまいました(-_-;)

先月はやる気のないとも言えるし、活動的だった11月とも言えました。

 

<体調>

◆うつ期

双極性障害については、うつ期でした。

過眠で、ネガティブ思考の強い時期。

キッカケは寒さもありますが、仕事での失敗。

1か月くらい引きずっていたので、立ち直りが悪いな~という印象です。

もっとブログを活用してみてもいいのかなと思います。

 

◆腰痛

先月は腰痛がひどかったです。

鍼灸を試したりしました。

結果としては、ヨガとランニングを併用することでかなり改善しています。

仕事中にはコルセットを着用しようと思っています。

 

 

<仕事>

週4日にトライしてみてます。

連勤はクリアしました!

ただし、休みがちです(-_-;)

 1月中に週4すべて出られるようにするのが、課題です。

 

 

<その他>

東野圭吾の小説にはまっています♪♪

『パラドックス13』

『さまよう刃』

『プラチナデータ』

『流星の絆』

『黒笑小説』

 

 

 

ブログをもう少し小まめに書くことで、

セルフモニタリングを促していきたいところです。

できれば週1以上は書きたいです。

「自分が嫌い」悩み相談

おはようございます☆

ブログの新しい試み。

Q&Aを載せてみます。

医療系の人からの相談でした。

 

 

 

Q.自分が嫌い。世界の全部が嫌い。

 

A.「認知の歪み」が強く出ている状態ですね。

1「自分で自分を追い詰めて」、2「防衛機制」が出て、3「認知の歪み」が促進されている状態なんだと思います。

よくないサイクルですよね。

 

 

まずは、「自分で自分を追い詰める」癖をなんとかしたいですね!

・肯定的な考えの人の側にいるとか

・高田純次のような適当さを持つとか

・客観的データをうまく活用するとか

 

 

これも参考にしてみて下さい。

「自分を嫌いになる」ってキーワードから、愛着障害の要素を感じてしまいます。

 

■良い安全基地となってくれる存在にめぐり合う

■未解決の傷を癒やす

■親との関わりで幼いころの不足を取り戻す

■遊んだり、表現したりする子どもらしいことを楽しむ

■傷ついた体験を語り尽くす

■親と、また過去と和解する

■やるべき役割を担い、周囲との関係を築く

■自分で自分の親になる

■人を育てる

https://susumu-akashi.com/2013/04/%E6%84%9B%E7%9D%80%E9%9A%9C%E5%AE%B3/

劇的な気温差

12日の夏日から一気に晩秋の気温になっています。

これは大きなストレスです。

こういう時はじっと我慢。

あまり積極的な活動をしないことも立派な戦略だと思います。

 

といいつつ、12日からウサギを飼い始めました。

家族が増えました♪

家で過ごす時間が濃くなります(^^)

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『双極Ⅱ型障害という病』まとめ6 第四章 治療の指針

双極II型障害という病 -改訂版うつ病新時代-

双極II型障害という病 -改訂版うつ病新時代-

 

治療の方針についてのまとめです。

一番重要なところですね。

 

 

<第四章 治療の指針>

P81

双極2型障害の治療は未開拓の領域である。

まだエビデンスと呼ぶに値するほどの知見はない。

残念ながら、双曲2型障害を的確に診断することは、現場の臨床家ですら、

まだ危ぶまれるものであり、ましてや研究者においてはのぞむべくもない。

 

P82

薬物療法にせよ、精神療法にせよ、双極2型障害には単極型うつ病のために

開発されたツールは役に立たない。

一向に歯が立たないのであり、それだけならまだしも、

悪化させてしまうことがある。

他方、双極1型障害に関する知見は、部分的には役に立つ。

しかしやっていみればわかることだが、勝手が違う。

何度か指摘したように、双極2型障害は1型とは質的に異なる病態なのである。

 

抑うつをしっかり捉えること

P90

躁だけでなくうつ状態に関しても、双極2型障害は「極性」がクリアではないのである。

それゆえ、まず、抑うつをしっかりと固定しなければならない。

 

P94

抑うつを固定することの重要性は、

単に「正しい診断→正しい治療」といった文脈だけでとらえるべきものではない。

まずは、抑うつを自覚することが、この類型ではかなりの苦痛の軽減に役立つからである。

すでにして治療的なのである。

たしかに双極2型障害の患者自身が抑うつを認識することはそれほど容易ではない。

 

速い波と混合状態から抜け出すこと

P96

単極性よりも双極性の気分変調がある人のほうが、気分の波から自由になるのは容易ではない。

とりわけ双極2型障害には、この病態に固有の難しさがある。

とりわけ問題となるのは、「速い波」と「混合状態」である。

ともにBP2では出現する頻度が高い。

そして、これがあるかぎり、回復の軌道に乗ることは困難である。

このことは強調してもしすぎることはない。

この場合も、認識することが重要な一歩となる。

混合状態の場合には、もう少し工夫が必要になるが、原則は同じである。

 

P98

◆休息について

気分障害の治療の基本は休息である。

ただし容易なことではない。

それはまず、たとえうつ状態においても、軽躁的成分が彼らを動かし、じっとさせておかない

ということがある。

しかも、少し注意をこらさないと、見逃す恐れがある。

 

P100

BP2の患者にとって、抑うつで療養中にアジア諸国へ海外旅行に出かけるくらいは茶飯事であって、

わざわざ医師にことわるまでもないと思っているようである。

閉塞状況を強く忌避するという心性。

彼らには、つねに状況に風穴を開けておかなければならない。

さもなくば窒息する。

 

P102

うつの揺り戻しが一定の範囲を超えないのであれば、

単発的な逸脱はあまり堅苦しく捉えすぎない方がよい。

BP2には変化がつきものである。

それゆえ、杓子定規な休息の処方は避けてしかるべきであるし、遵守もされないだろう。

多少の融通は利かせなければならない。

神田橋は双極性障害に対して「気分屋的に生きれば、気分は安定する」という標語を編み出した。

BP2の患者は、「一人でいられる能力」が意外に高い。

筆者の経験では、再現性の高い所見である。

この「自閉能力」は、治療上有用である。

では、休息にはどのような意義があるのだろうか。

もちろん、それはまず生理的な回復のためのものである。

そして社会的に容認された形で、病者役割を得ることにより、

心理的にも負荷を取り除くものである。

さらに、BP2の場合、重要な治療的意義をもつ。

それは、「何をしなくてもよいのだ」というメッセージである。

 

P105

何か役立つことによって、はじめて自分は承認されるという、BP2の心性は、

しばしば彼女らを駆り立て、回復の発動を妨げる。

この事例では、休息の指示が、たくまずして「あなたはそのままでよいのだ」という意味として

聞き届けられたのである。

休息がなされたならば、BP2の治療は半ば成功したとみてよい。

 

◆治療の枠組み 当事者にやってもらいたいこと

P105

まずは服薬である。

その際、服用してどうなったのか、効果や副作用、

そして「飲み心地」について必ず報告してもらいたい

 

P106

最も重要なことは、「生活リズムの確立」だろう。

これが乱れているうちは、回復は難しい。

ポイントは朝決まった時間に起きること、これにつきる。

ついでに陽光を浴びる

次に昼寝をしないこと

こうした治療環境の整備に欠かせないのが、セルフモニタリングである。

睡眠覚醒リズムを中心とした簡単なダイアリーをつけることは、

最近ではかなり行われるようになった。

これは必須アイテムといっていいだろう。

睡眠覚醒リズムを乱さない範囲なら、活動してもよいということになる

適度な作業や運動は、地味ではあるが、気分障害の回復にとって重要である。

 

 

 

<まとめ>

1.とにかく「生活リズム」が重要

2.服薬も基本

3.抑うつを自覚する

4.休息する 「自分はそのままでいいのだ」

5.状況に風穴を開けておく

6.単発的な逸脱はあまり堅苦しく捉えすぎない

こんな感じでしょうか。

 

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