『ぼく、アスペルガーかもしれない。』 感想
神田橋先生の本で紹介されていたので、読んでみました(^^)
1.どんな本?
7歳の男の子が書いた、自分の取扱説明書です。
自閉症スペクトラムと診断されてはいないが、自分で疑いを持つレベルの男の子。
自分の生活の注意点や自分、両親、先生との約束、ご両親の考え方などが書かれています。
定型発達者でも使える内容もたくさん盛り込まれています。
2.役に立ったこと
私はアスペルガー症候群(正式には自閉症スペクトラム)と診断されています。
3月に診断されて、改めて自分の特徴を書き出してみています。
◆作業上の特徴
◆対人面
◆思考や行動の特徴
◆その他
これらの項目で「特徴」および「対処法」を列挙しています。
充分に考えるキッカケとなりました♪
大地くんは感覚敏感なところがありますが、私は感覚鈍麻です。
その他、少し違うところはありますが、やはり似ています。
3.印象に残った文章
『いろんなひとがいる。
いろんな考えの人がいる。
いろんなやり方がある。
みんな同じじゃない。
自分が違うのではなく、自分と同じように考える人が少ないだけ。
これを少数派という。
間違いではないし、普通じゃないわけじゃない。
でも、みんなのことを知らないといけない。』
これがわかることが、大人になる条件の1つかもしれません。
でも、年齢だけ大人になっていてもわかっていない人がいますけど(^^;)