軽躁を制する者が双極性障害2型を制する!!

2016年9月に双極性障害2型と診断されました。闘病生活中です。

評価実習発表会

3年生の評価実習発表会でした。 実習発表会に参加するのは、これで2回目です。

<発表方法> ◆内容の省略 びっしり書かれたレジメの内容をすべて読むわけではない。 重要でない情報で、見ればわかることは 「ご参照下さい」 と言っていた。

・現病歴 ・施設内でのスケジュール など

◆口調 かなり早口。 それでも10分では終わらない人が多かった。

<生徒・先生からの質問内容(精神と老健)>

【精神】 ◆ケースの家庭環境について 今のバランスが崩れたらどうなる?

◆OT活動 別の方法があるのでは? 身体メインor精神メイン

◆生活 こづかいのやりくりの意識はある? → こづかいがなくなるとストレス ⇒ OTでやりくりの補助 → 退院した時を考慮して、生活力の評価をした方がよい?

◆退院の視点(特に長期療養の人) ・対人関係の評価 → 外で通用する?

・どこに住む? → 援助寮?

・退院後のニーズは? → 働きたい or 働きたくない → 服を買いたい、手芸をやりたい など

◆服薬管理 自分で服薬するまでの流れ? ・外来 ・交換日記(?) ・飲む回数も重要

◆生活訓練 具体的な中身は?

老健】 ◆特殊な例(施設の方針) MMT、ROMなどの評価はやらない → 活動から観察していく

◆ニーズの具体化 行きたいところ → 距離は?   移動手段は?

車椅子 座位の持続時間     姿勢の持続時間

◆段階付け ニーズの段階付け

◆行動観察 生活からいかにその人をみていくかの難しさ。 身体機能だけでなく、生活そのものに着目。

◆想像 現実的に行えるかどうかをシミュレーションする

◆退院の視点 ホントに退院できない? → 夜間の状態   家族の想い(一番のハードル)

これらに可能性を求める。

◆リハビリ 20分×4日で、どれだけの成果がでるか? → それだけでは変えるのが難しい → それ以外の時間をどう活かすか?(→評価する)

◆動作の自立とQOL どの動作が自立すればよい? どうなれば、その人のQOLが上がる?

<先生方の最後のコメント> ◆S先生

評価実習  ↓  ↓ 一人一人のがんばり!  ↓  ・できなかったことをリカバーする  ↓ 臨床実習

◆N先生 ・厳しいバイザー → 成長への期待

・教科書の知識に捉われない → 臨床ではいろいろな合併症などで一人ひとりが違う

◆T先生 ・最近の学生  枠に捉われがち   ↓  枠外に出られない   自分だったら、どう考える?   (精神領域では特に求められる)

・臨床実習  2ヶ月なので、どう計画を立てるかが重要

・評価  できるだけ具体的に!  治療の意義を確かめるために。

◆Y先生 ・発表は、一人ひとりでなく、みんなの成果と認識

・臨床でも評価が重要。

<考察> ◆精神領域 「生活力」と「服薬管理」 これがキーワードだと思います。 それらを考慮し、さらに「退院」を視野に入れ、 評価を行っていく形。

老健 「動作の自立」と「QOL」 これがキーワードだと思います。 2つとも「ニーズ」と関連性があります。

退院には、家族の環境が大きく影響するようです。 精神も同様ですが。

また、リハビリ以外の時間をどう使うかもポイントです。

◆視点の持ち方 卒業研究の日記でも書きましたが、 大きな流れの意識、つまり視野の広さが重要だと思います。

「何のための作業療法か?」 これを意識し、細かい技術に捉われすぎないことですね。

◆意見の出し方 「自分だったら、どう考える?」 ということを意識してアウトプットします。

これは発表の後のバイト飲みで聞いた話ですが、 「自分の考えを述べてから、質問する」 というのがバイザーに喜ばれる質問方法だそうです。

「これは~だと思うのですが、どうなんでしょう?」 みたいな感じ。

いかに考えて行動しているように思ってもらえるか、 それがバイザーとの良い関係を築くポイントだと思います。

◆忍耐力 これもバイト飲みの話。 なんだかんだで忍耐力が勝負だそうです。

ペース配分が重要。

デイリーノートなどは、自分でなんとなく頁数を決めて それ以上やらない、ということをしていた先輩がいました。

評価実習はまだまだ先ですが、 一気に準備することは難しいので コツコツやっていこうと思います。

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