軽躁を制する者が双極性障害2型を制する!!

2016年9月に双極性障害2型と診断されました。闘病生活中です。

競争心

バカボンドで刺激を受けた僕は、 今、競争心と依存心がテーマです。

今日は競争心について考え、調べてみました。

競争心はあまり出さない方が合理的に見えます。 でも、全くないのは考えものなんでしょうか? なぜなら、一般的に競争心がモチベーションと捉えられているからです。

では、「何をモチベーションにすべきか?」ってところで、 この前の日記の、「目の前の問題解決」もモチベにはなります。

一般的な知識人はどう考えているんでしょうか。 ちょっとググってみました。

◆なぜ成長したい人ほど成長できないのか -成長のジレンマ- http://saikyo-shukatsu.com/2009/07/mindset-growth.html

就職活動中の学生向けの文章。 仕事のあり方、および何を望むかの比較です(「自分の成長」と「相手の貢献」)。

~~~~~引用start~~~~~ 人は分業するという選択をした

まず仕事のあり方についてです。 18世紀のイギリスの自由主義経済学者アダム・スミスが、 『国富論』の第一編において分業を論じています。 それ以降、人は分業システムを理論的に定式化させたのです。 そして人は、信頼と責任をベースに仕事をすることを始めました。 ~~~~~引用end~~~~~

~~~~~引用start~~~~~ 例えば、分業していると多くの人が一つのプロジェクトに携わります。よって仕事を依頼しなければならない。また、仕事を請けなければなりません。その中で「自分の成長を考えている人」と「相手への貢献を考えている人」のどちらに仕事を任せたいでしょうか。恐らく後者でしょう。社内然り、顧客然りです。結局、自分の成長を強く望んだとしても、自分の成長に繋がるような仕事を与えてもらえないのです。これが、成長のジレンマであると私は考えます。 ~~~~~引用end~~~~~

~~~~~引用start~~~~~ 良い仕事をする人に良い仕事が回ってくる

さらに自分の成長を望む人間は得てして競争を好みます。 なぜなら、いかに成長するチャンスを得るか、 が目的になってしまうからです。 しかし、相手の貢献を望む人間は競争を好みません。 なぜなら、競争をせずとも貢献はいくらでもできるからです。 ~~~~~引用end~~~~~

文章が少し偏っているように感じます。 10年前だったら、確実に否定視してたかも。 でも、今ならなんとなくわかります。

「分業について」の話が冒頭にきているのがいいですね。

(自分の中での関連知識) ・生物としての人間 ・倫理的利己主義

◆教育の窓・ある退職校長の想い http://blog.livedoor.jp/rve83253/archives/670556.html

退職校長が『健全な競争』について述べています。

~~~~~引用start~~~~~ 『学級の仲のよさ    A

 わたしは、4年生まで男の子と話したことがありませんでした。たまに話しても、それは、必ず口げんかでした。

 5年生になって気持ちが変わりました。わたしのまわりの男の子が、とてもやさしかったのです。わたしが気持ち悪いとき、「平気かよ。」「ぼく、ランドセル持っていってやるよ。」とか言ってくれて、気をつかってくれました。わたしは心の中で、『ありがとう。』と言いました。  その次の日から、学校へ行くのが楽しみになりました。

 (社会科の体験学習で)大八車を引いたときも、「A。がんばれ。」と言って、みんなが少し力を入れて、押してくれました。上まで上ったら、「A。すごい。」とか言ってくれました。

 こんなふうで、一組は、6年になっても、いつも男女仲良しです。

   6年の夏休みの水泳では、平泳ぎがとても好きでした。わたしは、女の子のなかでは、一番速かったです。

 ある日、男女一緒になって泳ぐことになりました。わたしの隣は、B君でした。最初は、B君がものすごいトップで、わたしは2位でした。わたしは負けたくなくて、なるべくずっと顔を水の中に入れて、手を大きく回しました。わたしは、B君をぬかして、1位になりました。最高記録だったので、とてもうれしかったです。

 でも、二回目は、B君に負けてしまいました。とてもいい思い出になりました。

   B君と競争したことが、こんなに思い出に残るのも、男女がとても仲がいいからだと思います。そんなところがとてもうれしいです。わたしはこのクラスが大好きです。」

   4年生までの人間関係だったら、男子と競争する気は起きなかったに違いない。また、教員が無理にやらそうとしたら、このAが1位になることはなかったに違いない。

 人間関係の豊かなことが競争心を支え、その喜びがさらに豊かな人間関係の構築につながる。このAは、1位になったこともうれしいが、そういう競争のできた、男女の心のつながりがもっとうれしかったに違いない。 ~~~~~引用end~~~~~

最後にまとめられていますが、 「人間関係の豊かなことが競争心を支え、その喜びがさらに豊かな人間関係の構築につながる。」 ということですね。

<考察> ◆キーワード ・仕事の分業 ・相手の貢献 ・自分の成長 ・豊かな人間関係

◆目の前の問題解決 キーワードに絡めてみます。

自分の組織の「問題解決」をすることが、 「相手の貢献」につながり、 「豊かな人間関係」を築きます。 それが結果として「自分の成長」にもつながります。

さらに、この前の日記の 「認められたい欲求」を満たされるサイクルに乗ります。

実際に、 ・クラス内にメーリングリストを導入した ・国試対策の活動 ・その他、授業で必要な作業(グループ決めとか)を行った という活動において、実感があります。

◆7つの習慣 成功哲学のバイブル『7つの習慣』より、 関連するキーワードです。 ・私的成功と公的成功 ・相互依存 ・Win-Winの関係

◆次回 競争心の根本は「認められたい」ってところだと思っています。 そこらへんの人間心理を踏まえ、 具体的な考え方・行動指針をまとめられたらいいなと思います。

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