軽躁を制する者が双極性障害2型を制する!!

2016年9月に双極性障害2型と診断されました。闘病生活中です。

【作業分析4】立ち上がり

排泄動作を考えるあたり、 まず手すりを利用しない立ち上がりを考える。

作業工程は標準理学療法学の『臨床動作分析』を参考にした。

【作業工程】 1)開始肢位:座位姿勢 2)体幹をやや伸展 3)足部を後方へ移動 4)頭部を前方へ移動 5)全身の伸展により立位姿勢へ(終了肢位)

1)開始肢位:座位姿勢 ◆必要な関節可動域 ・股関節 屈曲は90度あると普通の椅子へ座ることが可能。 90度未満は座位困難。

・膝関節 屈曲90だと通常の座位姿勢。 屈曲制限があると、足が前方へ伸びる形になるので体幹は伸展しやすい。 伸展制限があると、足が後方へいくので体幹は屈曲しやすい。

・足関節 車イスの高さによって、影響の度合いが異なる。 尖足のように底屈状態だとフットサポートに乗せづらい。

2)体幹をやや伸展(任意?) ◆動作 体幹をやや伸展することで、重心を後方へ移し、次の3)の動作に繋げる

◆必要な関節可動域 ・股関節(体幹) 60-90程度の屈曲

◆必要な筋力 MMT3

3)足部を後方へ移動(任意?) ◆動作 足部を後方へ移動することで、支持基底面を狭くし、重心を前方へ移しやすいようにする。 この時、2)の動作を行っておくとよりスムーズに動作可能。

◆必要な関節可動域 ・膝関節 90-120程度の屈曲

◆必要な筋力 MMT3-4

4)頭部を前方へ移動 ◆動作 体幹を屈曲することで、重心を前方へ移す。 支持基底面の前方へ重心が出た段階で、 下腿を中心としたモーメントが働き、離殿が起こる。

◆必要な関節可動域 ・股関節(体幹) 90-120程度の屈曲 140くらいまであるとベター?

◆必要な筋力 MMT3

◆その他 下腿、大腿部などかしの支持性が必要。

5)全身の伸展により立位姿勢へ(終了肢位) ◆動作 離殿したら、各関節を伸展させる。

◆必要な関節可動域 ・股関節(体幹) 60-90程度の屈曲

◆必要な筋力 MMT3

<コメント> 必要な筋力はけっこう適当です(^_^;) 次のブログで必要な筋肉を入れる予定です。 求心性収縮だけでなく、遠心性収縮をする筋肉も重要。 そこで筋肉ごとのMMTのレベルを書ければいいなと思います。

ここまではPTさんの仕事で、OTはさらに応用動作を考えます。 排泄動作の難関であるズボンの上げ下ろし。 これを考えるには、基本的な立ち上がり動作に必要な要素がわかってないと話になりません。

ということで、とりあえずアップ☆

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