軽躁を制する者が双極性障害2型を制する!!

2016年9月に双極性障害2型と診断されました。闘病生活中です。

【作業分析2】コップで飲む動作

バイト先での観察より、 コップで飲む動作を考えてみました。

◆上肢の機能 肩関節の屈曲制限があるとキツイ。 肩関節の屈曲45度くらいでも、 肘の屈曲が90~120度くらいで入れば 手関節の橈屈で代償することも可能。

肩関節屈曲または肘屈曲、手関節橈屈がギリギリのラインだと 最後まで飲みきれない。

また、正常動作では(僕が行うと) コップを口につけて飲んでいくうちに 肩関節の外転が無意識に行われる。 (正確に言うと、肩甲骨面上の動き。)

肩関節外転は30度~90度くらいまで行うが、 この外転を行わないと、手関節の橈屈が行いにくい。 (手関節背屈が混ざった動きになるからだと考えられる)

体幹の機能 例えば、上肢機能において 手関節の橈屈が出にくい場合、 頚部および体幹の伸展で代償することもできる。

また、上肢機能の話において 体幹の安定はとても重要な要素となる。

例えば右上肢でコップを持つ場合、 肩関節を屈曲、外転させるとすると、 重心が右前方へ移動するため、 左後方へ制動する働きが必要となる。 つまり、左後方の体幹筋の遠心性収縮による筋収縮による制動か 体の部位を左後方へ移動することによる制動かが必要となる。

そしてその制動のためには、椅子や車いすの安定的な状態も求められる。

◆まとめ 従って、コップで飲む動作において 上肢機能:肩関節の屈曲と外転、肘の屈曲、手関節の橈屈 体幹:頚部、体幹の伸展、遠心性収縮にによる筋収縮 ということがけっこう重要であると考えられる。

もしそれらができないのであれば、 関節可動域や筋力、その他(疼痛とか?)の原因を探ったり 環境設定(シーティングなど?)したりする形になると考えられる。

◆関連項目 ・嚥下 ・シーティング そのうち、まとめます。

とりあえず、身体機能ですぐに書ける部分のみのまとめでした。 実習ではこれにプラスαがだいぶ必要になると思います。 ていうか、作業工程の概念が抜けているので、そこからですね(^-^ ) この文章は「必要な機能」についてだけ考えているので… なので、正確に言うと「作業分析」の前段階という感じです。

/* グローバルメニュー */